【ヒロアカ 】変態に好かれても良いことなんてない!【轟焦凍】
第8章 爆心地ヒーロー事務所!
新しい環境にドキドキしながらも、今日から一週間やってく仲間に挨拶を済ませて仕事に取り掛かる
爆心地ヒーロー事務所は若手が多い
20代前半の女の子2人と私と同い年の女の子が1人
そして今回定年退職したおじさん1人の計4人で回していたようで
今はもう女の子達しかいない
「柚川さんってショートの恋人でしょ?こんなとこ来て彼氏に怒られないの?」
私がネギを切ってる時に私と同い年の女の子こと矢部さんが話しかけてきた。
『恋人じゃないです!それに私彼氏いませんから』
「え、そうなの?村上ちゃんから聞いた話なんだけどデマだったか〜」
村上さん、なんつー情報流してんのよ
帰ったら村上さんを問い詰めようと心に決めた。
「柚川さん可愛いのに〜」
「ねぇ〜!」
20代前半の女の子2人…袴田さんと安本さんがそう話す
『そ、そんな事ないですって…27年間彼氏いない歴更新中ですし』
「「「えっ!?」」」
今の一言がまずかったのか場の空気が凍る
「今までどんな人生送ればそうなるの!?」
「27年間彼氏いない歴更新中はヤバい!」
「ヤバすぎる!!恋愛しましょう柚川さん!!この事務所は彼女いないイケメンたくさんいますから」
みんなの圧が凄すぎて私は若干引いた
『う、うん…』
そんな話に花を咲かせていると
「おい!お前らここは恋愛相談室じゃねぇんだぞ!!ちゃんと働かねぇならとっとと帰れ!」
ドアをバァン!と勢いよく開けて爆心地が入ってきた。
「ったく、定年退職したあのおっさんが居なくなったせいか女どもだけだとすぐサボりやがるからな」
ブツクサ文句を言いながら空いてる席に座ってパソコンを開いて書類を記入している。
時間を見るとあと20分ほどでランチラッシュの時間
それを見越して爆心地は先に来ていたのかと思っているのも束の間、ショート事務所の人たちよりみんな手が遅いせいか仕込みが全く進んでないことに気づく
これは本当私がしっかりしなきゃダメだと思って血の気が引いた