第6章 大人になる方法／イルミ／＋アルファ夢主初体験裏

すぐに下る手のひらは 下着の中まで入ってくる。蜜の溢れる秘部を直に触れられると 初めて得る快感の深さに 思わず勝手な声が出た。

「ひぁ…っ」

「うわ 濡らし過ぎ」

「そこ、なんかっ…」

「ユイがこんなに敏感なコだとは知らなかった」

「イルに…やだっ、そんなこと、あっ」

「恥ずかしがらなくていいよ」

暗い影が落ちてくる。膝を下ろされ 大きな身体がユイへ覆い被さってきた。
視界は イルミに邪魔をされ 今では天井と黒髪のみだ。身体にかかるイルミの体重が重苦しくて、密着感に心拍が上がる。
触れているのかいないのか 淡い強度でするすると秘部を擦られる。

「熱いね ユイのココ」

「そんな…わかんなっ、」

「ホントに初めてなの？ってくらいトロトロになってる」

「…っ…当たり前だよ。こんなことイル兄としか、出来ないもんっ」

疑いを含む問い掛けが悔しくて ユイはきゅっと眉間を寄せた。

イルミの指が秘部の入り口でピタリと止まる。そこを軽く圧迫される感触に ますますユイの眉が詰まる。

「挿れてみようか」

ぷつりと異物感が伝わる。確たる痛みというよりは 激しい不快感がある。思わず拒絶をあらわにした。

「イル兄っ イヤ、」

「痛い？」

「…、ッ少し」

イルミはユイの上から身体を起こす。いよいよ指で下着を掬い そのまま素早く取り払う。
下手な力のこもるユイの太股を 左右に大きく割った。

「やっぱりゆっくり行こう。じゃないと入りそうもないし」

すぐに脚を這いだすのはまたイルミの舌だった。少しづつ、秘部の方へ頭を近付けるイルミの様子に 焦りを覚える。

「イル兄 やだ…やだっ！」

「痛かったら教えて」

「ひ…………っ」

割目をなぞるのは濡れた舌。痛いとは程遠いぞわぞわする感覚に背筋が大きく仰け反った。自らの蜜のせいで 滑りのいい秘部と舌が混ざり合う、指先とはまた違う柔らかい快感がある。イルミの舌は 上部へ移動し 赤く咲く突起へたどり着く。

「イル兄っ！！ッ…やぁっ」

ソコを優しく撫でられ 時々 つつ、と扱かれる。浸透する感覚が深すぎて本格的に泣きそうになってしまう。

「っ…、ア…」