第2章 ★あなたが何者でも、私は#NAME1#が…好きです★
「大丈夫です。何も不安になることはありめせん。」
「…?」
「ずっと、ここにいていいんです。」
「ずっと?」
「はい。………あなたが何者でも、私は千里が好きです。」
Lの気持ちが嬉しくて涙が止まらない。
「千里泣かないで下さい。流石にずっと一緒は嫌でしたか?」
「違うの。Lの気持ちが嬉しくて。」
それだけじゃあない。
自分が誰かもわからないのに、ここにいてもいいと、過去のない自分に未来をくれると言うLが愛おしくて。
ずっと離れてくないと思った。
いつか………
永遠の別れが来るとも知らずに…。
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