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愛別離苦

第3章 ★ライバル登場!?その名も夜神月!★


「私は、千里です。」
「月です。よろしく千里さん。」



爽やかすぎる笑顔をむけられ赤面する千里。
そんな千里がきにさわったのか、Lは月を睨みながら言った。



「千里仕事の邪魔です。……部屋に戻って下さい。」
「…!!ごめんね。」



パタパタと小走りに部屋に戻る千里。
邪魔…少し言い過ぎたかと、思いつつ椅子に座り直すL。
仕事に戻ろうとしたが、悲しそうな顔をしていた千里が気になって仕方がない。


ガタン。



「皆さん。少し仮眠をとってきます。」



椅子から飛び降り、スタスタと自室へもどる。


「きっと千里ちゃんに謝りにいくんだよ!」
「へぇ…竜崎も恋人にはあまいんだね。」
「誰も入り込めないくらいラブラブなんだよねぇ。」
「そうですか…。」



皆に見えないように、ニヤリと笑うL。
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