• テキストサイズ

【イケメン戦国】新篇 燃ゆる華恋の乱☪︎華蝶月伝

第7章 揺れるびいどろ、恋ノ花模様 * 織田信長






噎せ返るような熱と共に、
心には想いの華が爛漫に咲く。

決して朽ちない煌めきで……
また俺を照らし、焦がしていく。






「わ、私は甘くないですっ……」

「いや、甘いな。この世で一番甘い」

「〜〜〜………っ」

「美依」

「はい……?」

「今すぐ抱かれろ」

「へ?!」

「中途半端に甘い物を食したら、もっと甘い物が欲しくなった」






この想いはきっと永久(とこしえ)だ。
それを本気で思うくらい…
俺は貴様を愛している。

ずっと離れる事なく、
同じ時を刻んでいきたい。
時にはまた、秘密の逢瀬をして──……





一人の男として、
貴様を愛するのも悪くない。





真夏の昼下がりに、蜜なる時間を。
俺は飽きることなく愛しい女に触れながら、その焼け焦げるような熱情に身を浸した。

金平糖は甘い。
びいどろも煌りと輝くけれど…
貴様はもっと、尊く眩しいな。

今日も極彩色の華恋を心に描く。
美依に熱せられ、冷めることなく…
ゆらり、ゆらりと揺れるは、

七色に煌めく、恋ノ花模様。




















揺れるびいどろ、恋ノ花模様
ー了ー

/ 346ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp