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血の雨に咲く華 【魔人探偵脳噛ネウロ】

第2章 MELTY HURT


「な…ん、で…!?」

瑠璃月が恐怖のあまり涙目になって問い掛ける頃には、完全に手足が拘束されてしまっていた。

両手はベッドの柵に縛り付けられ、両脚は大きく開いたまま閉じれないよう拘束されている。

それ故、完全に下着を晒す格好にされてしまっていた。

先程までの笑顔が嘘のように消え失せ、嘗て無い恐怖、困惑、羞恥、屈辱、憤怒と色々な感情が混ざり合い、瑠璃月の眼からは本格的に涙が溢れる。

しかしそのいずれも、今はネウロの嗜虐心を煽る事にしかならない。

瑠璃月はそれが分かってはいても、その翡翠の眼を睨みつけずにはいられなかった。

かといって、理由も分からないのに謝罪の言葉など口にしたくはない。

一方で、そんな瑠璃月の姿を、ネウロは実に愉しそうに妖笑を浮かべながら見つめていた。

「無知で鈍感で警戒心もない貴様の事だ。我輩が直々に教え込んでやらねばな。」

涙に濡れた瑠璃月の頬をべろりと嘗め上げ、触れるだけの口づけを施すと、服の上から激しくその双丘を揉みしだく。

「あぁんっ!はぁ…んっ…」

突然与えられた刺激に、たまらず甘い声が漏れる。

「もっと啼け、瑠璃月。」

途端にネウロは、瑠璃月の服を掴むと一気に引き千切ってしまった。

驚いて悲鳴を上げた瑠璃月だったが、下着をずらされ露になった双丘へ、ねっとりとその長い舌が這わされる。

堅く尖ったその小さな果実を、唇と舌とで弄ばれ、時折強く噛みつかれた。

「痛ぁっ…!ネウロ…嫌だ、痛いの嫌だっ…!!」

「もう忘れたのか、瑠璃月?これはお仕置きだ。」

本当に意味が分からないままこんな状態にされて、瑠璃月の頭に更なる怒りが込み上げたが、手も足も出せない今はただ、ネウロを睨みつける事しか出来ない。
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