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【鬼滅の刃】ウタカタノ花

第89章 蠢く脅威<弐>


「ありがとう、汐子ちゃん。最後にあなたと話せて本当に良かったわ。あなたもどうか、彼を、炭ちゃんを大切に思ってあげてね」

「彼って、ええ!?あたしは、別に・・・」

しどろもどろになる汐に鯉夏は満面の笑みを浮かべると、汐に仕事に戻るように促した。

そして再び鏡に向かっていると、背後から誰かの気配を感じた。

「あら。何か忘れ物・・・?」

鯉夏が振り返った瞬間、彼女の意識は深い闇の中に堕ちていくのだった。
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