第1章 出会いは突然
校門近くまで来ると帰宅する生徒だけでなく一般人の群れが出来ていた。
「(こんな日に、、、)」
半ば気になりつつ近付いてみると、、
人が倒れていた。
既に救急車は呼んでいたらしい。
だが その必要はたった今無くなった。
「うっ、、、、、、、!」
倒れていた者が呻きを挙げた。
その瞬間、その者の身体が爆破した。
周りに居た野次馬には勿論血飛沫は飛ぶ。
そして血飛沫と供に肉体も飛び散る。
『い、、、、いやーーーーーっ!』
1人の女性が悲鳴を上げれば皆退散していく。
私は唖然としたままその場から動けなかった。
その瞬間、、何者かに腕を掴まれた。
「大丈夫。安心して。」
その人は茶色の髪の毛で髪型は可笑しかった
見た事のない緑の学ランを着ていた。
彼は私の手をしっかり掴み走り出した。