• テキストサイズ

真っ直ぐ向いて歩けばいい

第12章 予餞会でーす!!



今日は卒業式前日

予餞会が行われている

それぞれのクラブが演目を披露するのを夕士、田代、珠紀は舞台袖から見ていた。

あの男前の神谷が乙女のようにはしゃいでいる。

そこに登場したのは千晶、美那子、スティングレー

「やっぱり…2人が来たんだね。久しぶり。」

珠紀は2人の姿を見て言った。

「珠紀…久しぶり。元気そうでなによりだよ。」

とスティングレー。

「明るくなったわね。私も嬉しいわ。」

と美那子。

「え?珠紀…知り合いなのっ!?」

仲良く話す珠紀に田代は驚いている。

「まぁな。俺のダチだからな。珠紀にも会わせたことがある。スティングレーと美那子だ。」

と千晶が2人を紹介すると、司会が出番を知らせる。

その前にスティングレーに呼び止められた千晶は髪をぐちゃぐちゃにされる。

「もぅ〜…」

と言って拗ねる千晶を珠紀はクスッと微笑んで見ていた。

いつの間にか田代が居なくなっていてビデオ片手に観客席にいるのが確認された(笑)


千晶とスティングレー、美那子のステージが始まる。
千晶からのメッセージ、それぞれの担任からのメッセージ…

皆が驚き、盛り上がった。

こうして予餞会は大成功を納めた。

そして、田代のビデオ撮影も大成功した。


/ 119ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp