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真っ直ぐ向いて歩けばいい

第11章 旅立ち



2年生もおわる。

3年生は卒業して秋音は寿荘から出て修行にでかけるそうだ。


結局…学年末という事で忙しくなり珠紀は千晶と会う時間がなくなってしまっていた。


ご飯を食べていると3年生追い出し会について話していた。

英会話クラブでは男女逆転のシンデレラをやることになり、夕士はシンデレラ。

「珠紀はなんの役なの?」

黎明が珠紀に問いかけると…

「魔法使い…しかも…歌って踊らないといけないの…本当は男女逆転だから男が魔法使いになるんだけど…〖珠紀なら中性的だからいけるよっ!!〗って言ったわけですよ…生徒会副会長が…もう、あたしは諦めた。」

珠紀はそう言ってもぐもぐとまた食べ始めたであった。
















次の日…千晶は窓から何かを見ているのを夕士が発見した。


千晶に連れ出されて校庭に移動した夕士…


「あ~…予餞会の話してんのか…って天堂もいるじゃねぇか…」

とコソッと夕士が言った。

「そうなんだ…嫌な予感しかしない…」

千晶は不安そうに言う。

楽しそうに話す女子たち…

いや…これは…

魔女の晩餐!!



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