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真っ直ぐ向いて歩けばいい

第9章 修学旅行!!



「ねぇねぇ!!天堂さんは彼氏いるんだよね?彼氏の話きかせてよ〜!!」

「あたしも聞きたい!!」

と同じ部屋の女子Aが言う。
それに便乗する田代。

「なにが聞きたいわけ?」

珠紀はため息をついて言う。
右手にはカロ〇ーメイトを持っている。

「んーと…何年付き合ってるの?」

と女子B

「1年。」

冷静にカロ〇ーメイトを食べながら言う珠紀。
ちなみにしっかり飲み込んでから答えている。

「どこで知り合ったの?」

と女子C

「金持ちが集まるパーティで中学生の時にね。」

珠紀はカロ〇ーメイトを食べ終わってペットボトルのお茶を飲んでいる。

「確かさ…年上なんだよね?何歳離れてるの?」

と垣内

「15歳」

「「「えぇぇっ!?」」」

珠紀の答えに皆が驚いた。

「せめて…23歳くらいかと思ってた…」

「あたしも…えっと…15歳ってことは…32歳…千晶ちゃんと同い歳ってことね…」

驚く桜庭に同意してから田代は何かを考えつつ言った。


「仕事は何してるの?」

今度ら桜庭が質問する。

「そこはノーコメント。タァコが余計な詮索して彼氏の職場に迷惑かけられても困るから。」

そう言って珠紀は今度はポテチを食べ始める。

「え〜?教えてよ〜きになる〜」

などなど同室にいる女子たちに詰め寄られたが珠紀は断固として話さなかった。




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