第4章 文化祭準備!!
学校が終わり、寿荘に帰ると
夕士の友人である長谷泉貴がいた。
ドイツに行ってきたことを話していて
珠紀はとりあえずご飯を食べていた。
「(ん〜…肉うま…)」
古本屋が登場したが既に遅し。
肉は残っていなかった。
珠紀は風呂に入ってから部屋に行って寝ることにした。
〖体調悪いなら無理するなよ。中間テストもあるが勉強も程々にな。〗
スマホを見ると千晶からメールが来ていた。
〖大丈夫だよ。心配ありがとう。そういう直巳もだからね。おやすみなさい。〗
そう送ると珠紀は眠りについた。
次の日…
姦し娘と夕士と珠紀は教室でテスト勉強をしていた。
珠紀はスラスラと問題を解いていく。
しかも全問正解。
「あ〜も〜!!どうしたらそんなに頭良くなれるの~!!」
そんな珠紀に桜子が抗議する。
「ん〜なんか知らん。才能?てか、授業さえ聞いてればなんとかなるでしょ」
珠紀はそう言ってニヤリと微笑む。
「確かに一種の才能なのかもね。」
垣内が苦笑いしながら言った。
そんなわけでテスト勉強を終わらせてそれぞれの帰路につく。
寿荘にはまた長谷がいた。
「金山寺みそ…うまっ…」
珠紀はそう言いながらもぐもぐとひたすら食べていた。