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真っ直ぐ向いて歩けばいい

第15章 最後の文化祭!!②



文化祭3日…

無事に2着の白ランは完成した。

という訳で文化祭当日!!!


「なんで男装なの〜」

珠紀はそう言って落胆していた。

「諦めろ…」

同じく白ラン姿の千晶が言う。

「ですよね…」

ちなみに珠紀は千晶の髪の色と同じ色の同じ長さの同じ髪型のウィッグを着用中。
ちなみに、珠紀と千晶は兄弟という設定らしい。
兄が千晶で弟が珠紀

珠紀と千晶が登場すると…

「天堂…宝塚?」

と桂木が突っ込む

「だよね?あたしもそう思った。」

珠紀はいつもの冷静な様子で言った。

珠紀と千晶にはふざけた名札ではなく煌びやかな名札が渡される。

ふざけた名札を渡された男子達が騒ぐ…

千晶は

「お前たちとは格が違うんだよっ!!」

と開き直り…

「名前が分かりゃどっちだっていいじゃん?」

と楽天的な珠紀


「さぁ!!店を開けよう!!お嬢さんたち!!」

と千晶の掛け声により学生服喫茶は開店した。


てんやわんやの厨房係…
恥ずかしそうに挨拶する男子生徒。


珠紀は…

「いらっしゃいませ…お嬢様方…そんな美しいお嬢様方にはこちらのケーキセットをオススメしたいのですが、いかがでしょうか?」

と素晴らしいくらいの営業スマイルで接客していて1番高いセットメニューをさりげなく売りさばいていた。

千晶は言われたとおり座って愛想を振りまいている。

「あのっ!!天堂…さん?写真撮ってもいいですかっ!?」

珠紀は女子生徒にそう話しかけられる。

「構いませんが…お嬢様方のお手間を取らせる訳には参りません。こちらのブロマイドセットはいかがでしょうか?今ならオーナーの千晶のブロマイドとセットになっておりまして大変、お得になっております。そちらの千晶を気に入られたお嬢様とシェアなさるのはいかがでしょうか?」

と営業スマイルの珠紀。

「買います!!」

と客が言う。



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