• テキストサイズ

砂漠の白い花

第5章 王都王宮




馬車が止まり
「降りろ」
と命令された。

「市場を見て回る」
「何故でしょう」
「王都がどんなものか、お前達は知らなければならない。
俺に使える身だからな。
今は、最低限の事を見聞きしろ」
ルシエトはハラル家族の身を、
軽々しく扱いはしないと決めて連れて来ていた。

それは、ハラル家族にもちゃんと伝わっているようだった。

ただ、1人、エリアルを除いて。


/ 110ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp