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【僕のヒーローアカデミア】1-A腐女子会

第13章 〈勝デク〉君がいない世界なんて……


「……! かっちゃん!」

 目の前で、大切な人の体がレーザーで射抜かれる。その様子が酷くスローモーションに見えた。

「かっちゃん!」

 彼の名前を叫ぶけど、彼はゆっくりと地面に落下していくだけで何も言わない。

「かっちゃん! かっちゃん!」

 伸ばした手は届くことなく、彼の体は吸い込まれるように落ちていく。そして……大きい音を立てて、地面に叩きつけられた。

「!」

 声が出ない。今、目の前で見たこの事実を認めたくなかった。


「かっちゃーん!!!」

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