第11章 第3回、腐女子会 〜最強のダークホース、切島鋭児郎〜
「お茶子ちゃんがもうそろそろ人を殺しそうになってるから、今日はここまでにしましょうか」
「うん! 三奈ちゃん、お話ししてくれてありがとう!」
「いえいえ! こちらこそ、みんなに切出を布教できて楽しかったよ!」
側から見ていた梅雨がその場を収め、芦戸と葉隠は楽しそうにお喋りを続けている。
「次の題材、どうする?」
「そうですね。うーん……」
「あ、それなら……」
梅雨が次のお題が出てこない皆の様子を見て、舌をペロッと出して言った。
「私の推しカプの1組を話してもいいかしら?」
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