第4章 病室で*幸村精市(華美さんリク)
皆が帰って行ったのを確認したのかが俺に抱きついてきた。
幸村「おや、どうしたのかな」
なんて聞くけど、抱きついてくるのはいつもの事だ。
なら何故聞くか…
「くっつきたいから〜!!ふふん♪」
それはこの反応が可愛いからなんだ。
俺の胸にぴったり頬をつけて笑ってる。
そんな事されてしまうと俺は手を出したくなるんだ。
幸村「今日は意外と早く皆帰ったね」
「そう?」
幸村「そうだ。面会時間もまだ十分だね」
「うん、まだ1時間はある」
幸村「フフ、こんな事滅多にないよ」
「何が言いたいの?」
幸村「あれ、わからないかな」
「うん…?何?」
幸村「いい事…しようか」