第3章 女郎執事
現場に行くと、人だかりができていたがその中を通り
「ランドル卿!!捜査はどうかしら?」
事件の調査をしているところにかけよると
睨まれ
「ミラン家のお嬢様がなぜここにいる」
嫌味まで言われた
ルナールは手紙を取り出し見せると
「陛下の命令ですよ」
ほほ笑むが怖い
「そうでなければ来ないわ。もう一度聞くわ、どうなの?」
笑顔で聞くと
ポンポンと肩を叩かれ、振り向くと
「すみませんが、坊ちゃんも聞きたいそうなので」
長身の燕尾服の執事とシエル・ファントムハイブがいた
ルナールは執事をにらんでいる
「初めまして、シエル・ファントムハイブ?」
「初めまして、すまないが・・・」
「お嬢様の名前は知らなくていいですよ、ファントムハイブ家のご当主様」
「そんな態度では嫌われてしまいますよ」
バチバチとした空気が流れている