第1章 Prologue
「ねぇ!!……ねぇ、待って。待って、お願い、インベル!!」
「……」
「んむっ!? あっ、まっ……んっ…」
少女が拒絶する言葉を発する口を少年は無言のまま口で塞ぐ。その瞳は教会で彼女を見ていた時よりも冷ややかな青色だった。その目に映る感情とは対照に、左手で彼女の両手を縛り右手は少女の膨らみ始めた胸を執拗に揉みしだく。
「……いやだ、やめて。お願い……」
「……」
「ああっ…!!……はっ…ヤダ!!おねが…んんん!!…んむぅ」
涙を流して懇願する声にも応えず、手の動きは一層激しくなる。それに比例して喘ぎ声が大きくなる彼女を、先程よりも深い口付けで黙らせる。酸欠気味になり疲れたのか彼が押さえつけていた両手は抵抗する力を無くし、地面に縫いつけたように動かなくなった。それを冷徹なる瞳は見逃さず、手ぶらになった左手を彼女の秘部へと動かした。愛液で溢れ、少年の指を1本咥え込んだ。そこは2週間前に初潮を迎え、つい先日止まったばかりであったため少年は心配していたが杞憂だったと閉じていた口を開いたのだった。
「……あっ。ふぁ……あっ……ふぅ」
「流石にお前も感じるんだな」
しかし初潮を迎えたばかりの身体は指1本受け入れるだけでも難しく、少女は必死に違和感から逃れる為に息を吐く。指を追い出そうとするナカの様子にイラつき、少年は強引に指を2本に増やした。
「くっ……。狭いな…」
「あああああっ…!!やっ……やぁ…」
わずか11年と少ししか生きていない彼女にとって今までの負担はとても重いもので気を失い、身体に入っていた力が抜けた彼女のナカを少年は指で広げ、すでに大きくなっていたソレを彼女のナカに押しあてた。