第20章 キミが欲しい
首筋に赤い所有印をつけると、紫苑はくっと顔をしかめた
「そんなとこっ……見られちゃう……」
「見せればいいじゃないスか」
だってボクのだもん…
喜助さんも子供っぽいところあるな、と思った瞬間
「ゃぁんっ……」
左手で浴衣の上から膨らみを優しく、でも力強く揉みしだかれる
ドキドキが、手から伝わりそう
首筋に印を満足気につけた喜助は紫苑の耳にキスをする
「ぁッ……」
「そういえば、耳弱いんスよねぇ」
入り口から奥にねっとりと舌を侵入させる
「ぁッ……やぁ……」
豊満な胸を堪能したら、浴衣の合わせから大きな手をそっと入れ、膨らみを直接触って優しく包み込む
既に主張しているそれを指先で弾くと
「ひぁぁん!」
「こんなに固くなって…」
ビリビリと痺れる快感が一気に襲ってくる
ぁ……どうしよ…気持ち…い…っ
コリコリと指先で遊ばれる度に襲ってくる快感に耐える
「んっ……ゃあっ……」
耳から首筋、鎖骨に啄むようなキスを落としていく
両肩の浴衣を落とすと、張りと弾力のある胸
帯をゆるめて浴衣を大胆にはだけさせる
「綺麗だよ…紫苑」
「や……恥ずかし」
両手で揉みしだき、指先でその頂を弄ると可愛いくて厭らしい声が漏れてくる
口内にそれを含むと舌でグリグリと押し付ける
「はぁう……やぁ……ぁ……」
とろけてしまいそうな熱と快感
「気持ちいい?」
そのローボイスに脳内が痺れる
「ぁん……ぁ……」
「返事できないくらい?」
快感に耐えながらコクコクと頷く紫苑が、喜助の下半身を更に疼かせる
女性を抱くのに、こんなにも興奮して、こんなにも緊張したことはない…
「ぁッ……ぃ……やぁ……ッ」
紫苑の下の茂みの奥にあるたっぷりと含んだ蜜の沼に喜助の指が入る
くぷり…
いやらしい音をだして、喜助の指を飲み込む
中で指を動かすとその度にクチュクチュと湿った音が2人の脳を刺激する
「喜助…さ…私…」
「ん?なぁに?」
「好きすぎて…ぁっ…おかしくなりそ…ぁっ…やぁ…」