第21章 ☆Bad END☆ エピローグ ー主人公編ー
あれからしばらく、響さんから私宛のメールで色んな指示をされた。
宙さんの言うことに従ったり、パパと一緒に過ごせとか言ったり……
もちろん何度か犯された時もあった。宙さんと身体を重ねるまでは、
犯されているって感覚が強かったけど、あの人と身体を重ねてからは
少しずつ自分から求めて行くようになって……
『ぁんッ…///宙s‥あ…!///』
『ゆりちゃん、胸触られるのが好きなんでしょ?
そろそろ、直接触ってもいい?ゆりちゃんのおっぱい見たい……』
『っ…///…ん……///』
『本当におっぱい触られるの好きなんだね。』
『んぁ…!///きも、ち…それ……///』
『オレもう我慢できなくなっちゃうんだけど……』
『アンッ!///‥しぃ…ほし、よぉ……///
もっと、気持ちよくしてぇ……///』
その間は憲吾のことが頭の中から離れていった……。
それほどに私の心は崩れていき、
憲吾への罪悪感とママやパパへの劣等感が生まれた……。
『真っ直ぐ夢を目指している憲吾には相応しくない!!
私がそんな憲吾と一緒にいるなんて……私が嫌なのッ!!!!』
『三船くんはゆりちゃんが選んだ男……
あの2人の娘である君が選んだ男の子なんだ。
そんな簡単に切れる存在じゃない……
それは君が一番わかっていることだろ!?』
『っ……それが重いんですよッ!!
ママとパパはちゃんと赤い糸で結ばれていた!!
でもだからって娘の私までがそうとは限らない!!
私を……ママと一緒にしないでください……』
『他の人だってそうッ!!何かあればすぐ昔のママやパパの話!
ママは色んな人に好かれても、パパだけ一途に愛し続けた……
でも私は、こんなにあっさり心乱してこの有り様……』
それから私は憲吾と別れる道を選んだ。
この時にもっとちゃんとけじめをつけておけば良かった……。
『何で響さんは、私にこだわるんですか……』
『おめぇが好きだから、って言ったらどうする……』
『っ……!』
もっと早く響さんを好きになっていたらどんなによかったか……
そして私はこれまでの私を捨てて響さんの元に行くこと選んだ。
『全てを捨てて、オレの元に来るか?』
『っ……はい。』
私はこの時に、全てを捨てた。
アイドルとしての私も、憲吾も……