第21章 ☆Bad END☆ エピローグ ー主人公編ー
「っ……」
(憲吾と両思いになった後も、色んな出会いや事件もあったっけ……)
_ガラ!『みんな!おっはよう!
新学期初日、遅刻してる奴はいねーか!?』
『っぁ……そういやうちの担任高等部に転任だったから
新しい担任俺らのとこに来るんだったな……
……てか、あれが俺らの新しい担任の先生なの……?汗』
『みたいだね……汗』
『俺の名前は荒木剛太26歳!
新しいお前たちの担任の先生だ!
趣味はバッタ採集で好きなバッタはトノサマバッタ!
ヨロシクっ!☆』
『今日はアイツの大事な試合、
これからの成績にだって影響するだろうよ……だが、
今日の試合を棄権すれば結果どころかオリンピックの夢もパァだ!
オリンピックどころか、喧嘩とか問題起こせば
これからの試合に出ることさえもできねぇだろうよ笑』
『っ……なんで、なんで憲吾をそこま_グイッ!…っ!』
『俺はなぁ……アイツの絶望した死んだような面が見てぇんだよ(嘲笑)』
『っ!!』
『こんな雑魚共、お前一人で十分かもしれねぇけど……頭は班田だ……
さっさと蹴りつけて、ゆりちゃんを取り戻すぞ。』
『あぁ……また顎外すなよ。』
『ふっ……ゆりちゃんが見てるこんな大見せ場で、
そんなヘマするかよ(微笑)』
『あぁ……そう言うことかよ(嘲笑)』
『はっ……これは確かに、死ぬより辛いかもな……(嘲笑)』
『っぅぐ……っ……ゃめ……ろ……』
『っやめろ!!!
両手を潰されたら憲吾の夢が!!!
ボクシングさえできなくなっちまう!!!』
『っ……!?っ憲吾!!』
_ブォンブォンブォン……
『っぇ……』
『あ?何だ……?』
_バーーーンっ!ガラガラ…
『おめぇ……何者ナニモンだ……』
『……仮面ティーチャー、』
『っ……仮面、ティーチャー……?』
『っ……なぜてめぇは攻撃してこない!!!』
『大切なものを、傷つけたくないからだ。』
『あぁ!?』
『生徒は、俺にとって何より大切なものだ!
何があっても、生徒は絶対に守り抜く……!!』
『三船は、ゆりや自分の夢を守るために力を使った……
お前も、何か守りたいものの為に力を使え……。』
荒木先生、仮面ティーチャーがうちのクラスに来て
班田さんの事件を解決に導いてくれたり……あとは、