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藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!−Season2−

第20章 ☆??ルート☆ Bad END


ゆりはソファーに座りながら
響のスマホに樹の着信が来るのを待っていた。
そして時刻が17時30分になった時、樹からの着信が入ってきた。


「着いたのか?」

『さっき三船くん捕まえて今向かってるとこっす!
あと20分くらいでそっちに着きます!』

「わかった、三船の様子はどうだ。」

『今は比較的落ち着いてますよ?
念の為目隠しもしてもらってるんで!』

「そうか、B3エリアに着き次第また連絡しろ。」

『りょーかいっす!』


短いやり取りを終え響は電話を切った。


「あと少しで三船たちが来る、また連絡が来たら行くぞ。」

「……はい、」

「……怖いか?三船に会うのが、」

「少し、だけ……」

「……。」


響もソファーに座るとゆりを抱き寄せ頭を撫でた。


「お前は、何も心配しなくていい……」

「……。」


こうして2人は樹の連絡が来るのを待った……。
















そして銀狼本部に向かってる憲吾と樹、
あと5分ほどで地下駐車場に入るところまで来ていた。


「っ……本部って、こんな繁華街にあんのか……?」

「そ、新歌舞伎町のど真ん中にねぇ……意外っしょ?」

「っ……こんな近くにあるのに、なんで警察は今まで……」

「響さんたちが優秀なのか警察が馬鹿なのかどっちかわからないけど
まさかこんな東京23区の中にあるなんて想像つかないだろうねー笑」

「っ……」

「さーて、そろそろ着くよ?目隠しも一応つけといて。
駐車場に着いたら取っていいから、」

「わかった。」


憲吾は樹に言われるがままにアイマスクをつけた。
そして車が地下駐車場に入ると樹は車を止めた。


「よーし着いたー!
アイマスク取っていいよー」

「……。」

「この後はエレベーター使って地下3階まで降りるから着いてきて。」

「わかった。」


2人は車を降りエレベーターホールへ向かった。
そしてエレベーターに乗り込み地下3階に着いた。


「やっぱまだ来てないか……オレから連絡入れないと来ない感じか、」


樹はスマホを取り出すと響に電話を入れた。
そしてワンコールで出た。


『着いたか、』

「はい!」

『わかった、ゆりと伊集院も連れて行くからその場で待ってろ。』

「りょーかいっす!」
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