第20章 ☆??ルート☆ Bad END
「んなの、裏組織に手っ取り早く復讐するなら警察や公安より
裏社会のツール使った方が早いに決まってるからだろ。
お前らじゃ、令状だの法律だの色々手間がかかるが
違法で溢れた裏社会なら組織と接点を持つことだって可能なはずだろ?」
「っ……」
「ぶっちゃけ、公安あたりとかにもいんだろ?
裏組織に潜り込んでるスパイとかよ。」
「誰がどこにいるとかはわからないけど、
そういう班はあるって聞いたことはあるよ……けど、
憲吾は真っ当な道を進むって決めたんだろ?なら、今更……」
「今更?
現に憲吾は、お前ら警察を信用してねぇんだろ?
復讐だのガキンチョの敵討ちするにしろ公安目指すよりは
そっちの世界に踏み入れた方がはえぇだろよ……」
「っ勇吾……さっきから最悪の事態のことしか話さないね……」
圭吾は眉間に皺を寄せながら勇吾を見た。
「逆にお前は、理想論ばっか言ってるからな……
綺麗事だけで済むほど、この世は甘くねぇんだよ。」
「っはぁ……それも、そうかもね……でも、
何が何でも憲吾は守るよ。
たとえ裏社会に手を伸ばそうとしても、殴ってでも止める……。」
「……だな、」
勇吾は少しの間を空けて頷いた。
_翌日の早朝4時
昨日は早めに寝た憲吾、憲吾は朝の走り込みをする為に早く起床した。
部活がままならないまま一週間過ごしていた憲吾、
走っていれば少しは気が晴れる為朝はできるだけランニングをしている。
ちなみに圭吾と勇吾はまだ寝てる。
「……2人はまだ寝てるか、」
(昨日の話聞く限り、またしつこく付き纏われそうだしな……)
どうやら憲吾は浴室の扉を閉めた後すぐシャワーは浴びず
扉の先で聞き耳を立てていたのだ……。
そして憲吾は2人を起こさないよう
静かに扉を閉めランニングに向かった。
「今日は少し長めに走れそうだな……」
(ゆり……絶対、アイツを見つけ出してやる……
お前を、救ってやるから……)
マンションを出て走り出す憲吾、憲吾はゆりのことが
頭から離れないまま今日は長めに走ろうと思う憲吾であった……。