第20章 ☆??ルート☆ Bad END
こうして通夜は終わり圭吾は吾郎を自宅に送り届けた後
圭吾と勇吾と3人でマンションに戻ってきた。
「憲吾、明日は9時くらいには出るから学校はお休みしてね?」
「……。」
憲吾は圭吾の問いに答えなかったが小さく頷いた。
「っ……」
(憲吾……)
「ったく、いつまで拗ねてんだし……
早くシャワーでも浴びてこいよ。今日は疲れたろ?」
「……。」
勇吾にも特に口を聞くことはなく憲吾は浴室に向かった。
そして憲吾が扉を閉めたのを確認すると
勇吾は圭吾の元に行きソファーに座った。
「アイツ……立ち直るまでかなり掛かるぞ……」
「っうん……憲吾の傷は、想像以上だったよ……
欠けちゃいけないくらい、ゆりちゃんが大切だったんだ……」
「……憲吾の奴、まだガキンチョが死んだって思ってねぇんだろ?」
「憲吾だって、心の内ではわかってるはずだよ……でも今は、
現実を受け入れたくないって気持ちの方が大きいんだよ……。
ゆりちゃんのお父さんだって、
奥さんが亡くなった時もかなり引きずってたみたいだから……」
「……アイツ、明日大丈夫か?
告別式では棺桶のガキンチョと顔合わせすんだろ……」
「だろうね……大丈夫って言うのは?」
「いや……ガキンチョの顔見て、取り乱さなきゃいいが……」
「それは……否定できないかも……ゆりちゃんの死を伝えた時も、
まるで中学時代かそれ以上に怖かったから……」
「光堕ちからまた闇堕ちにならなきゃいいが……
"悪のカリスマ" って異名も復活するかもな……」
「っそんなこと……!
憲吾はボクシングを始めたときに心を入れ替えたんだ、今更……」
「どうだか……ガキンチョと出会って、憲吾はまた変わった。
けど……なくなってまた変わることだってあるだろうよ……」
「っ……」
「アイツも、班田と連んでた頃はヤクザ絡みとも接触があった
みてぇだし裏の世界に入ることd「っお前まで何言うんだよ!!」
最悪の事態を話してるだけだ。そうなってしまうくらい、
憲吾にとってガキンチョはかけがえのない存在だったんだろ……」
「っ……それは、そうだけど……」
「しばらくの間、憲吾を見張ってた方がいいくらいかもな……」
「っかも、ね……てか、
なんで憲吾が裏社会に入るかもだなんてそんなこと……」
「……んなの、」
