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藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!−Season2−

第20章 ☆??ルート☆ Bad END


タイスケside

今日、事務所にゆりちゃんが死んだっていうFAXが届いた。
ゆりちゃんが一週間前に行方不明になったことは
番組の収録をする際に山田さんから聞いていた……。
でもまさか……ゆりちゃんが遺体で見つかっただなんて
俺には全く想像ができなかった……。

最後に俺とゆりちゃんが話したのは、
東郷宙とゆりちゃんが身体を重ねたあの日……
まさかあれが最後だなんて、思いにもよらなかった……。

そして俺たちはマネージャーと共に
ゆりちゃんの通夜にやってきたというわけだ。
けど……まだ実感がわかない。
ゆりちゃんが死んだっていう実感が……

ホールに入れば受付のテーブルには山田さんと美澤社長の秘書である
黒木さんが立っていた。2人の元に行き、北山がまず挨拶をした。


「この度は心よりお悔やみ申し上げます。」

「お忙しい中お越し頂き、ありがとうございます。
こちらにお名前の記入をお願いします。」

「はい。」


宏光は明人からペンを受け取り芳名帳に名前を記入、
そして香典を涼介に渡した。


「お預かりします。」


その後も続々とメンバーが記入、香典を渡した。
タイスケは淡々と受付作業をこなす涼介に少し心を痛めた。


「っ……」
(山田さん……凄く辛いはずなのにあんなに平然を装ってる……
本当にゆりちゃんは、死んじゃったのかよ……)


そしてメンバー全員が受付を終えホールに入ろうとした時
後ろから何やらぼやきが聞こえたのでタイスケは後ろを振り返った。


「あ、三船と内山じゃねぇか……」


後ろを振り返れば憲吾と吾郎に加えまだ見たことのない男が2人いた。
そんな中吾郎は振り返ったタイスケに挨拶。


「っ藤ヶ谷さん、お久しぶりっすね……
確か試合の時以来でしたっけ?」

「だったな……」
(三船……)

「……。」


山田さんも辛いけど、山田さんより辛いのはコイツ……だよな……
見る限り大分やつれてるしこの一週間ゆりちゃんのことが心配で
一睡もできなかったのかもしれない……
ライバルの俺が同情してしまうくらい、今の三船は見るに耐えなかった。


































ゆりちゃん……なんで死んじまったんだよ……。
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