第20章 ☆??ルート☆ Bad END
「っまぁ……憲吾のうちのポストに、
組織から映像データが入ったSDカードが送られてきてたんだ。
そこにゆりちゃんが映っていて映像では確認できなかったけど
東郷もその場にいた……っゆりちゃんが、
拳銃で撃たれたタイミングで映像は終わったんだ……」
「っ……軽くお前から死因は聞いていたが、まさか……」
「うん、許せないよ……ゆりちゃんが憲吾を想う
純粋な気持ちを利用して東郷はゆりちゃんを犯し続けて……
最終的には自分のものにならないなら始末するって言って……」
「ッチ……とんだゲス野郎だな……
まだ中学のガキにそこまで本気になるんてよ……」
「っほんと……一刻でも早く組織の寝首を搔きたいよ……
でなきゃ、憲吾もゆりちゃんもずっと救われない……」
「……憲吾、見るからにいつもと違うな。
朝よりひでぇ顔じゃねぇか……」
「無理もないよ……俺たち警察のことも、もう信用できないって……
それくらい憲吾も傷ついているんだ……アイツのせいで……」
「……。」
勇吾はミラー越しから憲吾を見たが
窓の景色を見ている憲吾の表情は見えなかった……。
そして車は月野メモリアルホールに着いた。
駐車場には沢山の乗用車とロケバスと見られるような車も
チラホラと見られた。圭吾も空いている場所に車を駐車させ車から降りた。
「……さすがゆりちゃんと言ったところか、芸能人が多いな……」
「圭吾、んな感心してねぇで行くぞ。」
「あぁ、わかってるよ。
2人とも、受付に行こうか。」
「「はい。/……。」」
受付に向かうと涼介と明人の姿が見えた。
どうやら受付係はこの2人のようだ。
4人の前には憲吾と吾郎も見覚えのあるキスマイのメンバーが来ていた。
「目の前にいんの、キスマイか?
なんやかんやジャニーズなんだなアイツらも……」
(一応芸能人オーラあんだな……)
_ボソッ「っ勇吾、失礼だよ……!」
「……あ、三船と内山じゃねぇか……」
勇吾の声に気づいたのか、タイスケが後ろを振り返った。
「っ藤ヶ谷さん、お久しぶりっすね……
確か試合の時以来でしたっけ?」
「だったな……」
「……。」
軽く挨拶をする吾郎とタイスケ、タイスケは憲吾の方に目を向けたが
目の前に映る憲吾の姿は見るに耐えなかった……。