第20章 ☆??ルート☆ Bad END
憲吾と吾郎は後部座席に乗り
圭吾は憲吾の自宅アパートに向けて車を発進させた。
それから10分ほどで憲吾の自宅に着いた。
「……。」
(かれこれ一週間ぶりか……)
憲吾は一週間ぶりに帰ってきたアパートを見上げた。
「やっぱり自分のうちが落ち着くよねぇ……
ポストに、何か入ってたりするか?」
「……。」
圭吾に促されポストを確認した。
特に新聞も取っていない憲吾は何も入っていないだろうと思ったが
ポストの中には黒い封筒が1通入っており、大きさは洋2ほどだろうか。
憲吾はそれを手に取った。
「っ……」
(何だこれ……切手どころか宛先も何も書いてねぇ……
しかも中に入ってるの、紙じゃない?
この触った感じ……SDカードか……?)
「憲吾、何か入って……っ!?その封筒……!」
圭吾も刑事の直感なのか、黒い封筒を見て顔を青ざめた。
吾郎はいまいちピンときていないようで2人を交互に見た。
「な、何が起きてんだ……悪戯か何かじゃないのか?」
「っ憲吾……!それ、何も書いてないのか?」
「あぁ……切手もねぇから送り主が直接……悪戯かと思ったが
中にSDカードっぽい何かが入ってる感じがする……」
「っ……部屋に入って確認しよう。
2人は先行ってて、車からパソコン持ってくるから。」
「「あぁ/はい……」」
2人はとりあえず憲吾の部屋に入り憲吾は封筒をテーブルに置くと
ジャージを脱ぎクローゼットからブレザーを取り出してそれを着た。
吾郎も鏡を見ながら制服を整えている間に圭吾も部屋にやってきた。
「お待たせ2人とも……着替え早いね(苦笑)」
「もしかしたら、組織の連中が何か送ってきたのかもしれない……
アイツは、少なからず俺にも目をかけてたはずだ……なら……
早く中身を確認した方がいい……」
(ゆりが生きてる、証拠があるかもしれない……)
「っそうだね……封筒は?」
「テーブルに置いてある。」
「……あ、あれだね。」
圭吾はテーブルにノートパソコンを置くと封筒の中身を確認した。
そして踏んだ通り中身はSDカードが入っておりそれ以外は何も
入っておらず着替えが終わった2人も圭吾の元にやってきた。
「憲吾が踏んだ通りだね……よし、確認してみよう……」
「「っ……」」
圭吾はSDカードを差し込みデータの確認を始めた。
