第20章 ☆??ルート☆ Bad END
パソコンにSDカードを差し込み中身を開いてみると
1本の動画データが入っていた。
「っ入ってるのはこの動画だけ、か……一体何が……」
「「っ……」」
3人は固唾を飲み圭吾は恐る恐る動画をクリックしてみた。
すると3人の目には信じられない映像が入ってきた……。
『っいやあぁぁ!!』
「「っ!?」」
「っ!!」
動画を開き最初に見えたのは少女の叫び声、そしてその少女は……
「っ……ゆりッ!!」
ゆりの名前を叫ぶ憲吾、そう……
動画に映し出された少女はゆりだった……。
「っゆりちゃん!?」
「っ組織が何でこんな映像を……!」
倉庫の中なのか、ゆりは椅子に座った状態で縄に縛られており
遺体で発見された時と同じ制服姿だった。
そして映像に映るゆりは
泣きじゃくりながら誰かに命乞いをしていた。
『っいや!殺さないでッ!!
パパやみんなの元に返してッ!!』
『お前は結局、アイツを選んだんだ……
オレのもんにならねぇなら今ここで始末してやるよ……』
「「っ!?」」
ゆりはどうやら男といるようだが姿は見えず声は加工されており
男が東郷響なのかそれ以外の誰かなのかはわからなかったが
声質や話し方を聞く限りでは男だった。
「っまさか……今目の前にいる男がゆりちゃんを……」
「っゆり……!」
『っいや……憲吾に会いたい……憲吾に会いたいよぉ!!』
『お前は一度、アイツを捨てオレの元に来た……けど、
結局お前はアイツを捨てれなかった……。』
「っゆり……まさか東郷……!」
(東郷……お前がゆりを殺したのか……
あんなにゆりを犯して、傷つけたのに……)
「っ東郷……やっぱり男は東郷響なのか?」
「っそれ以外にあるかよ……!」
『大人しくオレに従っていればいいものの、
何度もアイツの名前を呼びやがって……』
『っ……私が…私が本当に好きなのは……憲吾だけだからッ!!』
「っ!」
(っゆり……)
『……嘘でもオレが好きだとは言わねぇんだな……。
そうすれば、もう一度チャンスを与えてやろうと思ったんだがな……』
『っもう……自分に嘘はつきたくないのッ!!』
「「っ……」」