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藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!−Season2−

第20章 ☆??ルート☆ Bad END


圭吾side

「っ憲吾……」


憲吾の様子がおかしい……
ゆりちゃんのことを伝える時点で
憲吾が取り乱してしまう可能性は十分に考えていた……でも、

憲吾の悲しみはそれ以上のもので今の憲吾は
昔と今、いろんな感情が入り混じり言動がバラバラだ……。


_ゆりちゃんは生きてると信じて夢を目指そうとしている憲吾。


_ゆりちゃんは死んでその原因は俺や警察にあると思ってる憲吾。



どっちにしろ今の憲吾は壊れてしまったと言ってもいい……。
勇吾も言っていた。
このままゆりちゃんと会えなければ、


_『いつか壊れる』って……。



まさか勇吾の言葉がこんな形で現れてしまうなんて……
今の憲吾は中学時代の憲吾に近い、いや……

当時以上に負の感情に飲み込まれている……このままじゃ危険だ。
憲吾までがいなくなってしまいそうで怖い……。
今の憲吾は、俺ら警察に対しての憎悪が強いと思う……
それは組織や東郷も同じだが、今は俺達に……けど、






「憲吾……とにかく今日は、
ゆりちゃんをその目でちゃんと見て?
ゆりちゃんが死んだのか生きてるのかは、
それを見てからでも遅くないだろ?」

「っ……」


憲吾の肩をポンっと叩く圭吾、憲吾は眉間に皺を寄せ納得していない
表情を見せたが圭吾の手を振り払うことはしなかった。


「憲吾……一旦うちに戻ろうか?
通夜に出るなら制服をちゃんと着ないとね。ブレザーは憲吾のいえだろ?
……吾郎くんも、腕まくりは控えてもう少し優等生っぽくしようか。」

「っはい……あの、斎場はどこで……」

「月野区の月野メモリアルホールだよ。
2人のことは俺が送迎するから安心して?
あ、でも勇吾とも合流しないとなんだ……
吾郎くんは家に寄る用事はあるかい?」

「特には……制服を整えるくらい憲吾のアパートでも出来るんで……」

「了解。じゃあまず憲吾のうちに行こうか……鍵は持ってるんだろ?」

「……あぁ、」

「よし、まだ数時間あるとはいえゆっくりはできないよ。
顧問の先生にも俺の方から伝えたから言いに行かなくて大丈夫だよ。」

「ありがとうございます……憲吾、大丈夫か?」

「……あぁ、」

「「っ……」」


2人は憲吾の様子を伺いつつ圭吾の車に向かった。
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