第2章 ☆Story20☆ 新しい担任の先生登場!!
「中等部2年Aクラスの担任なった荒木剛太26歳!
担当科目は歴史で趣味はバッタ採集!
んで1番好きなバッタはトノサマバッタで
1番好きな番組は『3年C組金髪先生』です!
ヨロシク!!」
_パチパチパチ!
「あれがゆりたちのクラスに来た新しい担任の先生!?
まんまゆりのパパさんじゃん笑」
来海は笑いながら拍手をしていた。
「でも性格は完全に真逆だよな……いかにも熱血教師!
って感じがする……」
羽流は呆然としながら拍手をしていた。
こうして合同の始業式は終え各教室ではHRの時間となる。
「んじゃ!朝言ったように自己紹介カードを書いてもらいま〜す♪
制限時間は10分ね♪」
「……ま、こういう先生もアリか……」
獅依留は納得するかのように自己紹介カードを書いていく。
ちなみに質問項目は……
・名前
・誕生日
・家族構成
・好きなバッタ←
「「好きなバッタってなんやねん!!!」」←
クラス全員、最後の質問項目にツッコむ……。
「あれ?
みんないないの?」
「「今時いるのが珍しいよ……」」←
「……。」
(パパとは全然違うタイプの先生だけど……
こういう先生も結構いいかも……)
ゆりは真面目に質問項目を埋めていった。
そして10分後、それぞれの自己紹介が始まった。
「えっと……高嶺獅依留、誕生日は5月1日生まれで
家族構成はお父さん・お母さんの3人です。
好きなバッタはいなくてカブトムシが好きです!」←
「まさかのカブトムシかよ!笑」
「「笑笑」」
「んじゃ次はそのまま後ろに行ってゆりちゃん!」
「ぁ、はい!えっと……」
ゆりは自己紹介カードを持って席を立ち上がった。