第19章 ☆Story36☆　分岐点

「ァｯ…！///ゃん！///
っ宙、さん…だめぇぇっ……！///」

「ゆりちゃん、もっと可愛い声聞かせて……」＿ｸﾁｭｯ…

「ンｯ！///んぁ…！///ゃあ…！///」


ゆりにキスをしながら往復運動を繰り返す宙、
2回目ということもあってか更に感度が増しているのが自分でもわかった。
再び宙に身を任せ快楽に溺れ始めるゆり、そして行為中
ゆりの頭の中からは憲吾や涼介達のことを消えていた……。


「ァンｯ！///そこ、イイ…気持ちいいよぉ…///」

「こっちの体勢の方が女の子は気持ちいいんだよね？
ゆりちゃんも自分から動いてみたら？
もっと気持ちいいところを探るみたいに……」

「んぁ！///ぁん！///」

「ｯぁ…！いい、よ……ゆりちゃん……
っゆりちゃんマジで気持ちいいよ……」


ゆりは言われるがままに自分からも腰を動かしてみた。
宙はゆりの頭に手を回してキスを繰り返した。


「ンｯ…！///ぁん！///」

「っゆりちゃん好き…大好きだよ……」＿ｸﾁｭｯ‥

「ンァ…///宙、さn…ぁあ！///」
（今はこの人のことしか考えられない……
気持ちよくて堪らないよ……）


ゆりと宙が体を交じ合わせている間、涼介をはじめキスマイは
ゆりの帰りがあまりにも遅すぎると心配していた。




「っ山田さん！
ゆりちゃんまだ楽屋に戻って来てないんですか？」

「っうん……ゆりちゃんは、宙くんと一緒に？」

「っはい……言い争いになるところをゆりちゃんが
引き離してくれて歩いてきた後に向かっていきました……
俺らはすぐ戻ってくると思って楽屋に戻ったんですけど……」


少しの間ゆりの側から離れていた涼介はタイスケから
その時の話を聞いていた。


「ゆりちゃんは、まだ宙くんと一緒にいる可能性が高い。
こんなに待っても来ないなら探すしかない……
まさか外には出てないと思うんだけど……」

「山田さん、まずは東郷くんの楽屋に行くのはどうでしょうか？
さすがの東郷くんもあのままゆりちゃんを
外に連れ出すとは考えにくいです……」

「北山くんのいう通りだね……でも一体どこに宙くんの楽屋が……」