• テキストサイズ

藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!−Season2−

第17章 ☆Story34☆ 代替試合


「憲吾はどう?美味しい?」

「あぁ、凄く美味しいよ。」

「ふふ、よかったぁ(微笑)」


憲吾もどうやら気に入ったようでゆりは思わず笑みを浮かべた。
その一方で何も食べられないユウは少しムスッとしていた。


『……。』
(こう言う時食べられないのホント辛い!!)


食べられないユウをよそにキラもステーキを口に運んだ。
そしてユウを見ながら見せつけるようにもぐもぐと食べた。


『モグモグ……お肉も柔らかくてこの肉汁も最高ねー。』

『……怒』
(嫌な奴!!!!!なんて性格が悪いの!?)←

「キラちゃんのお口にも合ってよかったぁ(苦笑)」

『アンドロイドだし、食べ物の好き嫌いはないわ。
人の好き嫌いはあるけど。』←

「そ、そうなんだ……汗」
(絶対ユウと藤ヶ谷さんのことだよねそれ……汗)←


こうして会話を楽しみながら食事を終えた一行。
タイスケは涼介達がいるからかゆりにちょっかいをかけることは
ほとんどなかった。食事を終えた憲吾と吾郎は涼介の運転で自宅まで
送ってもらうことになった。


_地下駐車場


「それじゃ2人とも、今日はありがとう。
家に着いたらゆっくり休んでくれ。」

「「ありがとうございます(っ!)」」

「涼介、2人の家までよろしく頼むよ。」

「はい!
それじゃみんな、俺たちもそろそろ行こっか。」


瑛二達とはここで別れゆり達は涼介の車に乗り込んだ。


「ここからだと内山くんのお家が近いね!
どこか寄るところはあるかい?」

「特にないのでそのまままっすぐで大丈夫っす!」

「オッケー!
他のみんなはどこか寄りたいところある?」

「俺も大丈夫です。」

「私も大丈夫です!」


こうして車を走らせまずは吾郎の自宅へ向かった。
15分ほどで着き吾郎は車から降りた。


「山田さん、ありがとうございました!
んじゃ憲吾、また月曜に学校でな!」

「あぁ、お前もゆっくり休めよ。」

「おう!」


吾郎は手を振って車を見送ると自宅へ入っていった。
そこから10分ほどで憲吾の自宅付近に着いた。

/ 1590ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp