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藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!−Season2−

第17章 ☆Story34☆ 代替試合


「っ大丈夫だよキラちゃん(苦笑)
苗字が同じなのは偶然だろうし……
私たちも挨拶に行ったほうがいいですよね?」

「そうだな。もう少しで試合も始まるからその前にご挨拶していこう。」


ゆり達は再び移動をし
明人たちの元に向かい瑛二は早速2人に挨拶。


「東郷理事長、
この度は貴重な場を設けてくださりありがとうございます。
京極くんも俺のわがままを聞いてくれてありがとな。」

「こちらこそ、有望な選手が入学してくれるかもしれないと思うと
楽しみで仕方ありませんから。
2人に会えるのを、心待ちにしておりましたよ(微笑)」

「三船くんも内山くんも、
ボクシングを初めてまだ2、3年だというのにあの成長力は凄まじい。
お前も期待する2人の試合、楽しみにしているよ。」


東郷理事長は物腰が柔らかい印象、京極は瑛二と親しい間柄らしく
年齢も近そうというのがゆりが2人にもった第一印象だった。
だがゆりは最を見てあの人物の顔が頭によぎった。


「っ……」
(この人……東郷さんに似てなくもないような……)

「ゆり、涼介も2人にご挨拶をしなさい。」

「初めまして、
藤ヶ谷ゆりちゃんのマネージャーを務めている山田涼介です。」

「っDolceの藤ヶ谷ゆりです……
今日は貴重な試合を観戦することができて嬉しいです……。」

『ゆりのサポートAIアンドロイドのキラです。』

『……。』
(君には別に聞いてないでしょ!!)


ゆりは動揺を隠しながら自己紹介、
そしてキラもちゃっかりと自己紹介をした。


「初めまして3人共、私は京極大和。
日本ボクシング協会で委員会を務めている者だ。
瑛二とは昔からの友人なんだ。」

「っそうだったんですね……よろしくお願いします。」
(社長も顔が広いなぁ……苦笑)


涼介はつくづく瑛二の顔の広さに驚いた。


「私はこの皇大学で理事長を務めている東郷最です。
まさかあのDloceの藤ヶ谷ゆりさんとそのマネージャーの方にまで
お会いできるとは光栄です。」

「っ……」
(やっぱりこの人、あの人に似てる気がする……)

「ゆりちゃん?固まってどうしたの?」

「っ!
す、すみません……少しボーっとしちゃいました(苦笑)」
(っ気のせい、だよね……)
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