第16章 ☆Story33☆ 喜びの再会
憲吾がシャワーを浴び終え浴室から出てきた。
「シャワーありがとな……お前も入ってきたらどうだ?」
「うん、そうするっ」
ゆりもシャワーを浴びる為浴室に入っていった。
憲吾はとりあえずソファーに座った。目の前にはユウとレンがいる。
「……にしても、
なんでゆりのお父さんまで堂々と持ち歩いてんだろ……」
(未だ想像がつかない……)←
『……。』
(まさか私たちが喋るぬいぐるみだなんて想像つかないだろうなー
しかもゆりのママだなんて思わないよね笑)
「でも、ゆりのお母さんの形見って言ってたから
別に持っててもおかしくねぇか……」
憲吾はゆりが戻ってくるまでとりあえずスマホをいじる事にした。
『『……。』』
((マジ話しかけたい……!))←
それから15分ほどでゆりが浴室から出てきた。
ゆりはソファーに座っている憲吾に近づくと
そのまま後ろから首元に抱き着いた。
「……けーんごっ!」_ぎゅっ♡
_ビクッ!「っ!?急に抱きつくなよ……」
『『……。』』
((完全にママの子……))←
「だって、こうして憲吾と2人になれることってないし
出来るだけ側に居たいんだもん……」
「っ……」
「ねぇ……さっきみたいにまたキスして?」
「っ……たく、わかったよ……」_ちゅっ
憲吾はゆりの方に振り向くと
ゆりの頬を持ってキスをしてあげた。
『……。』
(イチャつきを堂々と目の前でするなよ!)
『……。』
(わー、昔の私と太輔思い出すわー……棒)←
数秒のキスをし唇を少し離す2人、憲吾はゆりをソファーに
引き寄せゆりは憲吾の上に収まった。
「こっち……来いよ。」_ぐいっ
「っきゃ!」_とさっ
憲吾は自分の上に収まったゆりを抱きしめた。
「っビックリするじゃん……!」
「お前が言うなよ……」
『『……。』』
((ごもっとも笑))
「……俺も、出来るだけゆりの側に居たい……」
「っ憲g_チュッ…っん……」
憲吾はまたゆりにキスをし
ゆりも応えるように唇を何度も重ねた。
『『……///』』
((目の前でそんなちゅっちゅするなよ!!))←