第16章 ☆Story33☆ 喜びの再会
「っホント!?」
「っ……あぁ、
写真は正直苦手だけどお前がそう言うなら構わない……」
「やった♪
それじゃ、またユウとレンも一緒に何枚かいい?」
「あぁ、構わないぞ……」
(また持つのか……)←
ゆりは今度ユウを憲吾に持たせゆりはレンを持った。
2人を抱っこしながら何枚か撮ったゆり、
そしてまた2人をテーブルに置くと今度は2人だけで写真を撮った。
「ねぇねぇ、また外行って撮ろ?
今日は星も結構出てるしっ」
「っあぁ……てかまだ撮るのかよ……」
「うんっ」
ベランダに移動するゆりと憲吾、撮影に付き合わせられた
叶輔と百合はクスクスと笑いながら2人を見守る。
『……笑』
(あの2人、昔の私たちみたいw)
『……笑』
(ホントバカップルになってきたなぁw)
ベランダに移動したゆりは星空をバックに
自撮り棒とスマホを構えとりあえずまず1枚撮影。
_カシャっ
「……よし、とりあえず1枚はこんな感じだね!」
「よく飽きないな……」
(てかピースしかポーズのバリエーションねぇんだけど……)←
ちなみに憲吾は写真を撮る時はピースをするかしないかの違いしかない。
さすがのゆりもちょっと味気ないと感じたのか、
あることを思いついた。
「じゃあもう一枚撮るよっ
……はい、チーズ☆」
「ち、ちーず…_チュッ♡‥_カシャッ!…っ!?///」
ゆりはシャッターのタイミングで憲吾の頬にキスをした。
憲吾はゆでだこの如く顔を赤くさせた。
「……うん!いい感じ♪」
「っおま…!…急になにして……///」
「えへへ…つい笑」
「っ……」
(ついでキスすんなよ……)
『『……。』』
((っ今なに起きたの!?後ろ見えなーい!!涙))
叶輔と百合はベランダでの様子を見ることができず
なにが起きたのか気になって仕方なかった。
叶輔は後で写真を見せてもらおうと思うのだった。
「今度は……憲吾からもしてほしいなーなんて笑」←
「はっ!?」
「だって、ここにいるの私たちだけだよ?」
(ホントはユウもいるけど今はぬいぐるみだし笑)
「っ……」
「じゃあもう1回私からする?」
(今度は唇にしようかな……)←
「っそれはもういい……///」