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藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!−Season2−

第16章 ☆Story33☆ 喜びの再会


「えぇ、もちろんそのつもりです。まず単刀直入に彼を紹介します。
藤ヶ谷さんはもうご存知かと思いますが彼は三船憲吾くん、
海王工業高校の生徒さんでゆりちゃんの恋人です。」

「「っ……///」」
((家族の前で言われると恥ずかしい……))

「……固」
(わかってるはずなのに、ショックなのは何でだ……)←

「「……えええええ!?」」


翔の言葉に思わず顔を赤くさせるゆりと憲吾、
そして太輔はなぜか固まり裕太達は驚きのあまり大声を上げた。
裕太は思わず憲吾に詰め寄った。


「っ……っちょっと君!!
ゆりの恋人ってどういうこと!?」_ズイッ!

_ビクッ!「っどういうこと、って言われても……汗」
(そのままの意味なんだが……汗)


思わず引く憲吾は冷や汗をかきながら裕太を見た。


「っちょっと伯父さん落ち着いて……
憲吾びっくりしてるしてるよ……汗」

「これが落ち着いていられる!?
だって急に『ゆりの恋人です』なんて言われて
これが落ち着いていられるか!?
大事な姪っ子に急に彼氏ができてたんだぞ!?
妹が兄さんと付き合った時以上に驚いてるからね!?」

「「……汗」」
((伯父さん/この人すごい顔……汗))

「……あの、説明を続けても大丈夫でしょうか?
想像以上のリアクションでしたので……」

「っ!(俺としたことが、すっかり固まってしまった……)
っすみません、お願いします……何で三船くんが北京に?」


太輔は少し冷静さを取り戻し翔を見た。
裕太はまだ落ち着いておらず両親が宥めていた。


「三船くんは私の判断で三船くんを召集しました。
ゆりちゃんを助けるために……」

「「っ……」」

「もちろん、ゆりちゃんをはじめ皆さんの救出は
我々だけでもできます。ですが、ゆりちゃんの心まで
助けられるのは限りある人物だけ……」

「っそれが……三船くんだったってことですか?」

「はい。その通りでございます。それに生中継のライブ……
ゆりちゃん達はパフォーマンスによる対決を行いました。
そしてゆりちゃんの対決内容は『Miss You』による歌唱対決、
今まで以上に素晴らしい歌声で会場だけでなく中継先でも
魅せてくれました。それは、三船くんの存在があったからこそです。」
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