第13章 ☆Story31☆ ホンモノのアイドル、ニセモノのアイドル
ホテルで夕食をとっていた頃、
組織の施設の一室で軟禁されているゆりは出雲が伊集院から
貰ってきた1回の食事分と同じエネルギーが取れるゼリーを
ストローから飲まされていた。とりあえず何かでお腹は
満たしていた方がいいと思い大人しく従って飲んでいた。
_ゴク…ゴク…
「ん……」
(確かに、お腹は膨れる感じはあるかも……)
ゆりはゼリーを食べ終え空の容器をゴミ箱に入れる出雲。
そしてゆりの頭を撫でながら「美味しかった?」と問いかけた。
だが喋る気力がないゆりは答えることも頷くこともなかった。
「……それじゃ、もう少し休んだら続きしよっか?」
「っ……!?」
「薬の効果はまだ切れていないとは思うけど、
もう一回飲んでおこうか。」
「っやm_ゴクッ…っん…!」
出雲はまたもやあの容器を取り出し蓋を開けると動く気力も
無くなってしまったゆりに無理やり飲ませた。すると
最初よりも身体が熱くなるスピードが速くなり少し息苦しさを感じた。
「っはぁはぁはぁ……」
(っまた身体が焼けるように熱い……)
「僕も軽く食事を済ませるから、
それまでにはいい具合に身体もほぐれていると思うよ?」
「っ……っぁ……」_ガクッ…
ゆりは力が抜け思わずベッドに倒れ込み、息苦しさもまだ続いた。
そして出雲は15分ほどで食事を済ませるとゆりが横になっている
ベッドに登りゆりの上に跨った。
「っ…ぃや……」
か細い声をあげるゆりだがその声届かず
出雲はゆりの唇へ吸い付かれるように口づけをしてきた。
何度もキスを繰り返しながら右手をいやらしい手つき胸を触り始め
そこから徐々にお腹に移り下の方へ移動していくと履いていた
部屋着のショートパンツをずり下げ脱がした。そしてそのまま
内太股も触り始めた……。
「んぅ…っゃ……///」_ビクンッ
(嫌でも体が感じてる……)
ゆりは足をモゾモゾとさせ触られないよう微かな抵抗をするが
抵抗も虚しく左脚を曲げられ出雲は唇を顔から太ももへ移し唇の次は
下半身を責め始める……。
_チュウゥ
_ビクンッ「っ!///」
出雲は持ち上げた太股の内側に吸い付き上半身の時と同じように
キスマークを付けた……。