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藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!−Season2−

第12章 ☆Story30☆ 北京は波瀾万丈!?


「っ……」

「もしかしたら、今無事なゆりちゃん達は
アンドロイドの可能性もあるし……逆にそっくりのアンドロイドを
作るために一時的に誘拐した可能性も無しにあらず……」

「っそんなことが……」

「先生が寝てる間、ホテル周辺を探ってる同僚からホテルの盗聴器と
繋がるよう手配してもらった。小型のカメラも一緒にね……。
昨日、全員が気絶している間にゆりちゃん達の部屋や
事務所の人間が使用している部屋にも付けたらしいから
これで事務所側の監視はほぼ筒抜けだよ……。」

「っ……」

「……まあこれ以上、爆発した先生相手じゃ
俺じゃ止められないかもしれないから先生にも許可してあげる。
この部屋にいる限りは、
盗聴器の音声も小型カメラの映像を見て構わないよ。」

「っ……何で急に……これも機密案件何だろ?
逆になんで……」

「……先生を、信じてるから。」

「え……」

「改めて思い知らされたからね……生徒達への熱い想い。
それに、俺のことをちゃんと信じて欲しいから……」

「っボン……」

「……これで、
先生の目で直接ゆりちゃん達の安全を確かめられるでしょ?
この後またゆりちゃん達に危害が加わる確率は少ない……
ま、ホテルにいる6人がちゃんと本物ならね……」

「っ……」

「俺や他の公安が様子を見るより、先生の方が適任でしょ?
誰より生徒を見ている先生ならさ……」

「っ……わかった。
ゆり達が無事なら、それに越した事はねえもんな……でも、
本当にいいのか?またバレたら今度こそ櫻井さんに……」

「なーに平気だって。あくまで先生は俺の協力者で……それに
ゆりちゃん達の監視は俺よりも先生のほうが向いるのは事実。」

「っ……」

「先生は俺の協力者、事件を解決するためのね。
……これで安心だろ?」

「っ……ありがとな、ボン……」

「まあ一応……年頃の女の子を
覗き見するってことになるからほどほどにね?笑」

「変な言い方するなよ……苦笑
俺だって一日中見んのは無理だよさすがに……」

「冗談冗談っ笑
でももし、何か異変を感じたら俺に教えて?
何時何分頃っていうのもメモしてもらえると助かるかな。」

「わかった、もしもの時はお前に伝えるよ。今日も捜査か?」

「あぁ、」

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