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藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!−Season2−

第12章 ☆Story30☆ 北京は波瀾万丈!?


「あぁ、敵のアジトに潜入できるところまで迫ってきているからね。
油断はできないけどことを大きくさせない為にもね。」

「わかった。外出中はあまり連絡しないほうがいいよな?」

「そうだね……余程重要なことじゃない限りはしなくていいよ。
本当に緊急事態って時にだけ連絡ちょうだい。」

「あぁ、わかった。何も、起きなければというか
ホテルにいるゆり達が本物ならとりあえずゆり達は
大丈夫ってことだな?」

「うん、そういうこと。
それじゃ、朝食の準備するから先生は「いやいや俺がやるよ!」
いいってば先生、気使わなくても……」

「お前、あれからまともに寝てないだろ?」

「……よくあることだよ、こういう捜査ではね。」

「それは一人でやってるからだろ?
今は俺と一緒に捜査してるようなもんだし俺に任せとけって!
今日も捜査があるなら尚更だろ?休めるうちに休んどけ。」

「……わかった、先生がそこまで言うなら任せるよ。
んじゃ、お言葉に甘えて少しベッドで横になるよ。できたら起こして。」

「おう!任せろ♪」


親指を上げグッドポーズをして見せる剛太、少し不安に思う大我だが
剛太を信じ任せることにした。そして朝食を作り終えた剛太は
横になっている大我を軽く揺すった。


「ボン、飯出来だぞっ」

「ん?あぁ、ありがと先生……何作ったの?」

「日本人といえばやっぱり白米に味噌汁だろ!
あとご飯のお供も好きなの選べるよういくつかチョイスしたぞ♪
味噌汁はちょっと味噌なかったからインスタントだけど……」

「先生らし笑
んじゃ早速いただきますか……」


ベッドから起き上がりダイニングテーブルに向かう大我。
ちなみに今日は8:00に家を出るようになっている。
ご飯も食べ終え……



「ふぅ……ご馳走様でした。」

「ご馳走様でした!」_パチンッ

「おててパチンって……小学生かよ……」←
(手を合わせるだけでいいのに……笑)

「ボンが家出てくまでまだ時間あるな……
もう少しゆっくりしたらどうだ?」

「そうだね。ニュース番組でも見ながらコーヒー飲もうかな。
先生も飲む?」

「あぁ!せっかくだから貰うよ。」


こうして8時までゆったりとした時間を過ごす2人、
剛太はたまにパソコンでゆり達を見守りながら学校の仕事を
こなすのだった。
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