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藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!−Season2−

第12章 ☆Story30☆ 北京は波瀾万丈!?


不可解なことに頭を悩ます涼介、そんな涼介の元に
意識を取り戻したであろう風磨らマネージャー勢がやってきた。


「っ山田さん!来海ちゃんをはじめ他の5人は無事です。
ゆりちゃんは!」

「っ他の5人も無事なんだね!?
ゆりちゃんも無事だ。今ベッドで寝ているよ……。」
(他のみんなも無事……敵の狙いは本当に何なんだ……)

「っゆりちゃんもなんだね……
愛美ちゃんと千鶴ちゃんも普通に眠ってるんだよ」


侑李も不可解に思っているようで眉間に皺を寄せた。


「っあんな騒ぎがあったのに……?
っもしかして、催眠ガスの影響で?」

「いや……山田さん、これも偶然なのかわからないんですけど
来海ちゃんら他の3人は起きてます。騒ぎがあって、
目を覚ましたって……それ以来、あまり寝れなかったって言ってました。」

「っ菊池、来海ちゃんの部屋にも荒らされた形跡はなかったってこと?」

「っはい……外に出るのは危険だと思ったからずっと布団の中に
潜っていたって言ってました。僕がさっき部屋に入った以外は
誰も入ってきてないって……」

「っ本当に、
あいつらの目的は何なんだ……「っん……」っゆりちゃん!?」


涼介が風磨達と話しているとゆりが目を開けた。


「……涼介さん?
他のマネージャーの皆さんまでどうしたんですか?」


ベッドから上半身を起き上がらせると
ゆりはキョトンと首を傾げた。


「っゆりちゃん!昨日敵襲があったんだよ?
っ気づかなかったの……?」

「……すいません、熟睡してたみたいで全然わかりませんでした……」

「っ……」
(っまさかそんな……最近のゆりちゃん、
危機管理もしっかりしてて警戒心も持ってたはずなのに
あの騒ぎに起きなかっただなんて……)


涼介が騒然としてると優吾が慌てた様子で部屋に入ってきた。


「っ山田さん!!」

「っ髙地!どうした?」

「っ廊下の先にこれが……」

「っ!?っそれは……」

「……。」


優吾はあるものを手に持っており涼介は驚愕の表情でそれを見る。
ゆりはそれを少し不思議そうに見ていた。
優吾が持っていたもの、それは……
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