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藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!−Season2−

第10章 ☆Story28☆ 世界を目指して…


こうして約2時間のリハーサルが始まった。
ゆりをはじめメンバーはリハーサルだからと気を抜かず、
本番同様で進めていった。
ちなみに各マネージャーは会場の各エリアに散らばっており観客目線で
ゆり達の様子を見守っている。
涼介に抱っこされているユウもゆりの様子を見守っていた。


『……(微笑)』
(ゆりちゃん達、凄い輝いてる……
リハでこれくらい輝いているなら、本番ではもっと凄いんだろうな……)


こうして順調にリハーサルは進み、日本ではそれぞれ画面越しの中継を
通しながらゆり達を見守っていた。






憲吾side

「ゆりちゃんをはじめ、みんな凄い気迫だな……」

「あぁ。俺も、本当はすぐにでも練習がしたい‥でも、
体のことを思えばまだできないのが心残りだな……」

「憲吾、今は体の傷を治すことだけ考えてろよ。
世界一になるんだったら、まずは体調を万全にしないとな!」

「あぁ、そうだな……」
(最低でも1週間か……
1週間でも十分なロスだが、これ以上遅れをとるわけにはいかない。
またいつ美澤さんから連絡が来るかわからない。それまでに少しでも……)




太輔side

「ただいま。」

『おかえり太輔!
ゆりの中継、とっくに始まってるよ!?』

「わかってるよそれくらい(苦笑)
どうだ?昨日ぶりのゆり達の様子は?」

『うん、凄いオーラで満ち溢れてるって感じだよ。
本気で夢を叶えようとしてるんだって、伝わってくるよ……』


百合はタブレットからテレビに映像を繋げてみており
再度画面に目を向けた。太輔も釣られるように画面を見ると
汗を流しながらリハーサルに臨んでいるゆり達の姿が入ってきた。


「……頑張れよ、ゆり(微笑)」





タイスケside

ゆりちゃん達が韓国に行って3日目、
この日から本格的にリハーサルが始まり今日は軽く全体を通すもの。
けど、ゆりちゃん達からはそんな妥協は一切見られず
まるで本番のように臨んでいた。
俺は午前中は仕事で午後は休みだったから最初から見てるけど、
やっぱり今までにない気迫をゆりちゃん達から感じた……。

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