第2章 ☆Story20☆ 新しい担任の先生登場!!
_太輔宅
「ただいま。」
『おかえり太輔!
お掃除とお茶の用意しといたよ♪』
「仕事はえぇなお前は(苦笑)」
百合はお茶菓子の準備までしていた。
『えっへへ〜♪』
「……てか、なんか変な緊張すんだけど……」
『笑笑』
ちなみに時刻は4時40分ごろ、
「……。」
『まぁ先生来るまでまったりしてたら?』
「……そうだな、」
そう言うと太輔はソファーに腰掛ける。
百合もそのあとに続き太輔の膝の上に乗っかった。
「お前……ほんとよく膝の上に乗ってくるな……」
『だってぬいぐるみのサイズ的にはこれがちょうどいいんだもん!』
「……。」
ちなみに太輔は百合が膝の上に乗ってくるのは嫌ではない。
太輔は百合を抱きかかえた。
『笑笑』
「何笑ってんだよ……」
『べっつに〜♪_ピンポーン
……あ、先生じゃない!?』
「そうかもな……それじゃ、
お前はソファーに『ソファーからじゃ見えないからテレビの側!』
……わかったよ、」
太輔がインターホンを確認しに行くのと同時に
百合はテレビ脇にスタンバイ。
「……はい、どちら様ですか?」
【どうもこんにちは!
美園鈴学園中等部2年Aクラス担任の荒木剛太です!
ちょっと予定より早く着いちゃいました(苦笑)】
(なんか……俺の声そっくりなんだけど……汗)←
「今開けますので少々お待ちください。」
【はーい!】
「……随分明るい感じだな、ゆりの新しい担任……
しかも若い感じしたし……」
『どんな先生か楽しみ〜♪』
太輔が玄関のドアを開けると……
「あ!こんにちは藤ヶ谷さん!
ゆりの担任をしている荒木剛太です!」
「ぁ……どう、も……」
(俺、そっくり……安定の。←
ってか、なんで呼び捨てなんだ……汗)
「なんか顔めっちゃそっくりですね!
どおりでゆりが俺のこと間違ってパパって呼んだわけか……」
「っ!?」
『笑笑』
太輔はすっかり驚いており、ゆりは心の中で大笑いしていた。