第2章 ☆Story20☆　新しい担任の先生登場！！

『笑笑』

【っちょっとゆりちゃん！
なんで『憲吾』なんて呼び捨て！？
今まで『三船さん』って呼んでたじゃん！】

「っ……カレカノなんですから、別に当たり前じゃないですか……」

【っじゃあ、三船はゆりちゃんのこと……】

『ゆりって呼び捨てで呼んでるよぉん♪』

【いやぁぁぁぁ！！涙】←

「藤ヶ谷さん、うるさいです。」

【っだって……ｸﾞｽﾝ…涙】

（他の話題に移るか切るかしないとめんどくさそ……）
「……藤ヶ谷さんは今何してんですか？」

【っ！？
俺はついさっきまで台本見てたよ！ゆりちゃんは？】


さっきと打って変わって明るい声になるタイスケ。


（わ、わかりやすい……汗）←
「……台本の暗記、してました……」

【へぇゆりちゃんもなんだ！
そういえば新学期の方はどう？】

「新学期は特に……でも変わったことと言えば
新しい担任の先生が来たっとことですかね……」

【へぇ……どんな先生！？】

「えっと……荒木剛太っていう先生で、年は26歳だったかな……
ちょっと今時の先生にしては変わった先生です。」

【男……しかも結構若い……固】

「……？」

【っ……その先生ってどんな感じ！？
やっぱ……結構カッコいい感じ？芸能人の学校に来るわけだし……】

「……パパや藤ヶ谷さんに、似てますよ？顔が……」

【……。】



「性格は、まぁ藤ヶ谷さんに近いですけど
藤ヶ谷さんと違っていやらしさがないですね。抱きつかれても。」
↑『っちょっと！？今日誰にも秘密って言ったばっかりだよ！？』by.剛太


ちなみにゆりは無意識である。


【……っ抱きつかれた！？
それ普通に淫交でしょ淫行！！
今時の先生が生徒とそんなに密着するなんて！！】

「別に荒木先生はそんなつもりじゃないですから……てか、
その言い方だとまるで私のパパとママも言われてるみたいで
なんか嫌です……パパも荒木先生も、
藤ヶ谷さんみたいなやらしい感情は持ってませんから。」←

【っ今のはごめん！
っでも……う、うぅ……俺とその先生の差はなんなのよ……
てかなんで抱きついたの……？涙】

＿ｺﾞﾆｮｯ「……パパみたい、っだから……」