第2章 ☆Story20☆ 新しい担任の先生登場!!
_教室に戻ったゆり、
「おかえりゆり!
荒木先生と何話したの?」
席に戻るなり獅依留に声をかけられるゆり。
「え〜?
ごく普通のことだよ、学校と仕事の両立はどうなのかーみたないな」
「ふ〜ん……俺放課後なんだよな二者面談、
俺も同じようなこと聞かれんのかなー」
「じゃない?」
こうして話をしているとあっという間に予鈴のチャイムがなり
ゆりは授業を最後まで受け夜の歌番組生出演に出るため
メンバーや涼介らと共に仕事に向かい1日を終えるのだった。
仕事が終わり部屋でまったり過ごすゆり、
ソファーに座り台本を読んでいると……
「……_プルルルルル‥……?」
ゆりのスマホにLINE電話の着信が入ってきた。
「誰……?」
『藤ヶ谷くんからだよ!』
一緒にいたユウはスマホをゆりの元に持ってきた。
「なんだろ……もしもし?」
【もしもしゆりちゃん?】
「なんですか?急に電話なんて……」
【えぇ?
単純にゆりちゃんの声聞きたかっただけ♪】
「……切りますよ。」←
【っちょっと待ってよ!
……俺とちょっと話さない?】
「……デートのお誘いはお断りですよ?」
【っデートの誘いじゃないって!汗
……でも、いろいろ落ち着いたら誘う!】←
「……。」
【無言にならないでよー苦笑
……てか、三船とは付き合ってんの?】
「まぁ……一応恋人同士、ですけど……」
【ふーん……でもなんか全然実感湧かねーわ、
ゆりちゃんと三船が恋人とか……】
『それは君が認めたくないんでしょ2人を笑』
ユウは電話越しにタイスケを茶化す。
【っるっせぇなぬいぐるみはいちいち!!】
『ふんだ!
藤ヶ谷くんが知らないだけで、2人は結構ラブラブだし!』
「っちょっとユウ、それは言い過ぎだってば……確かに、
憲吾とはよく電話越しで話すけどさ……///」
【なぁぁぁ!?
なんで下の名前で呼んでんの!?】
ちなみにタイスケはゆりが憲吾のことを
下の名前で呼んでいたことは知らなかったのだ。
『笑笑』