第2章 ☆Story20☆ 新しい担任の先生登場!!
「っ……パパ……」
「ぇ……?」
思わず剛太を見て『パパ』と言うゆり、
当然剛太は驚いた表情を見せた。
「っ……
(っいきなり何言ってんのよ私……!)
っすいません!いきなりパパなんt‥_ギュッ…っぇ……」
剛太は立ち上がったかと思うと
ゆりのところに歩み寄り優しくぎゅっと抱きしめた。
「……。」
「っ……荒木、先生……っあの……」
「……俺のこと、『パパ』って呼んでもいいよ……」
「っいや……今のは言葉の綾で……
ちょっと父に見えたかr‥「別にそれでも全然構わねーよ。」っ……」
「まぁ……感情が高ぶって
俺のこと『パパ』って思わず言ったのかもだけど……
俺のこと、『パパ』って呼びたくなったら
いつでもそう呼んでいいから……」
「っ……」
剛太の腕にスッポリと収まってるゆり、
ゆりは固まっていた。
「悪りぃ悪りぃ!
今の時代だったらセクハラで訴えられてもおかしくねーよな笑
でもちょうどいい抱き心地だわぁ……」
「っ……ホント、この状況下手したら淫行ってなりますよ(苦笑)」
(でも……藤ヶ谷さんみたいな
やらしさは全然ないんだよな……なんでだろう……)←
ちなみに剛太はまだゆりを抱きしめてる。
「うーん……クセになる抱き心地!」
どうやら剛太はすっかり気に入ったらしい。
「……汗」
「バッタと金髪先生の次くらいに好きだな!」←
「なんですかそれ(苦笑)」
(一応これでもトップアイドルって言われてる
Dolceの主要メンバーなんだけどな……)←
「笑笑……あ!
このこと他の人には内緒な!?」
「わざわざ他の人に言わないので安心してください笑」
「なら安心!」
「……って、いつまで抱きついてるんですか(苦笑)」
「ん〜?ごめんごめん笑
でもほんとこのフィット感がね、いいんだよね……
でもさすがに離れるか、」
そう言うと剛太はゆりから離れる。
「……。」
「ま!俺と2人だけの時だったら何も我慢しなくていいからな?
またパパって呼んでもいいし、話し相手にもなるし!」
「ふふ、その時はよろしくです笑」
こうしてゆりは剛太との二者面談を終えるのだった。