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藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!−Season2−

第23章 ☆憲吾ルート☆ Happy END後編


「君たちが落ち込む必要はないだろう……(苦笑)
まあだが、無理もないな……
ならまず俺のほうからお礼を言わせてくれ三船くん、」

「っ……」


憲吾は瑛二のほうに体を向けた。


「三船くん、今日は本当にありがとう……
仮面ティーチャーが言っていたように、君の勇気がゆりを救ってくれた。
ゆりの心を解放してくれた。

本当に、君のおかげだ……事務所を代表してお礼を言わせてもらうよ。」


「っ俺は……ただ体が勝手に動いて……
ただゆりの傷つくところ見たくなかったから……
仮面ティーチャーこそいなかったら、俺だってどうなってたか……
ゆりを守るだけで、精一杯だったと思うから……」

「そうだな……彼にも、お礼を言いたいのだが生憎と仮面ティーチャーは
簡単に会える相手ではなくてな(苦笑)」

「ですね、」
(仮面ティーチャーが、ゆりの担任ならこれまでのことも
辻褄が合う……
きっとゆりは、先生を通して組織の情報を流していたんだろうな……)


仮面ティーチャーのことを思い出す憲吾、
憲吾もまた仮面ティーチャーにお礼を言いたいと心の底から思った。
そんな中太輔と玉森家の3人、キラも3人の元にやってきた。


「……三船くん、」

「ぁ、ゆりのお父さん……」

「三船くん、俺のほうからもお礼を言わせてくれ。
今日は正直……
ゆりの家族として見てるのが辛いって思う場面が多々あった……
けど、君はそれを変えてくれた。
会場の空気を変えてくれてゆりまで救ってくれた……

本当にありがとな三船くん(微笑)」


「っ……」

「パパ……(微笑)」

「ありがとう憲吾くん、
本当に貴方はゆりちゃんの彼氏として相応しいわ(微笑)」

「っ俺はまだ……とても……」

「君はどこまでも謙虚だな笑
だが、そんな君も素晴らしいよ……ゆりちゃんのこと、
これからも支えてあげてくれ(微笑)」

「っ……はい、」

「おばあちゃんとおじいちゃんもありがとう、
憲吾のことそう言ってくれて……うん、
私の彼氏は憲吾しかないよ……(微笑)」

「っゆり……」

「……(微笑)」
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