第23章 ☆憲吾ルート☆ Happy END後編
「笑笑」
(百合の奴、絶対今頃テンション凄いだろうな……笑)
今や百合のテンションはMAXであろうと思いながら
ゆりを見守るのだった。
一方で太輔の隣にいた裕太は特に貰えずちょっとショックだったようで……
「うう……義兄さんずるいっていうかレンがズルいの!?
……やっぱり義兄さんに渡さないで俺が持ってればよかったかな……」←
「裕太くん……苦笑」
(もしここ普通に生身の百合が居て
百合だけファンサ貰ったら、兄妹喧嘩に発展しそうだな……汗)←
今になって太輔にぬいぐるみを渡したことを後悔する裕太であり
太輔はもし百合が普通に生きていたら
もっと大変なことになっていただろうと思うのだった笑
そしてゆりは他の人たちにも手を振りその場から離れていった。
ちなみに確定ファンサをしたのはレン(百合)だけであり……
『っ!』
(もしかして!この中でファンサされたの私だけ!?
キャッホーー!♪)←
百合は家に着いたら存分に太輔に自慢してやろうと思うのであった。←
そしてゆりが最後にやって来たのはメンステ、
ここにメンバーが集まり本当の終了となる。
一足先に着いたゆりは周辺のファンたちに手を振ったり
ファンサをしていった。そして終盤には憲吾と吾郎の姿が再び目に入った。
「ゆりちゃーーん!!」
(最後の最後に来たよ!涙)
「……(微笑)」
『ふふっ……(微笑)』
ゆりは2人に手を振った。
今までのように声を掛けようと思ったが今日は少し目立ち過ぎた為
手を振るだけに収めた。
そして吾郎は東京公演とオーラスの国立公演に行くことをゆりに伝えた。
「俺ら東京とオーラスも行くからなー!!」
『っ!……ふふ、ありがとうございまーす!!
また遊びに来てください!』
ゆりはまた2人が来てくれることが嬉しくて満面の笑みを2人に見せた。
そしてゆりは最後に憲吾を見るとステージ中央に移動した。
他のメンバーも集まりいよいよライブは終演へと向かっていった。