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藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!−Season2−

第23章 ☆憲吾ルート☆ Happy END後編


「キラちゃん?」

『私たちにはプロジェクター機能もありますしそれを投影させれば
大丈夫じゃないですか?』

「っでも急だよ?いいの?」

『はい、私たちの準備はいつでも大丈夫です。
あとはゆりたちがやるかやらないかだよ。』

「っ……」


キラはゆりに顔を向け
他のメンバーやスタッフたちもゆりに目を向けた。


「っ……え、私が決定権持つ感じなんですか?汗←
いい出したの来海なのに……」

「まあ、今の『Miss You』所持者はゆりだもん笑
ゆりが決めて!」

「っ来海がいきなり……!っ……ああ!!もういいよ!!!歌う!!
本当は『Miss You』、歌いたかったし……
お客さんもこれ以上待たせられないよ……。」

「よし決まり!!
とう言うわけでサポートおなしゃす!」

「はいはい(苦笑)
今日はほんと奇想天外なことばかりだよ……よし、ラストスパート行っといで!
キラちゃんたちもすぐステージ下にスタンバイ!」

「「『『はい!』』」」


涼介の言葉と共にそれぞれ走り出すゆりたちとキラたち、
その一方でずっとアンコールをしている観客たちは
『なんか遅いな』と思いながら手を叩いていた。









「アンコール!アンコール!アンコール!……って、なんか来ねぇな(苦笑)」

「……今日はやらないんじゃないか?
時間も、俺らのせいで押しちゃったし……」

「いやいや!だったら退場のアナウンス流れるぜ?」

「っそうか……」
(裏で何かトラブルでも起きてんのか……)


憲吾と吾郎も心配しており憲吾は裏方で
何か起きているのではないかと不安に感じていた。
だが間もなくしてドルチェがステージに現れるのは今から10秒後ほどである。



一方で関係者席もなかなか始まらないアンコールステージにソワソワしていた。


「っゆりたち、一体どうしたんだ……
着替えに時間かかってるわけでもないだろうし……」

「こんなの、初めてじゃない?
でもアナウンスは流れてこないし……」


太輔と裕太も違和感を感じソワソワしていた。
だがそんなソワソワを吹き飛ばすように会場からは再び大歓声が上がった。


「「「きゃあああああああ!!!!/うおおおおおおおおお!!!!」」」


_ビクッ!「「っ!?」」
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