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藤ヶ谷パパの娘は人気アイドル!−Season2−

第23章 ☆憲吾ルート☆ Happy END後編


セトリ通り無事パフォーマンスを終えたゆりたちは
メインステージで挨拶をしていた。だがこの後はアンコールをやる予定である。


『みんなーー!!初日無事完走したぞーー!!』


「「「いえええええい!!!」」」


『みんなーー!!
今日は色々アクシデントがあったけどとてもいい思い出になりました!
ありがとうございましたーー!!』


最後に来海とゆりが挨拶をしゆりたちは大歓声の中
ステージの裏側に消えていった。
そしてゆりたちがいなくなってすぐにアンコールコールが会場に響いた。


「「「アンコール!!アンコール!!アンコール!!アンコール!!」」」


アンコールコールが響いている中
裏方でゆりたちはライブTシャツに着替えていた。


「ねぇ、アンコールなんだけどさ……」

「来海、何か面白いことでも思いついたの?」


それぞれ着替え終わり来海は5人に問いかけた。


「この後のアンコール、
Forever、シングルメドレー、Six SenSe歌うじゃん?」

「そうね。
それで丁度予定通り終わるじゃない。」


千鶴は少し不思議そうに首を傾げた。


「Foreverをさ、『Miss You』にしない?」

「「え……」」


そして来海の言葉に驚きを隠せない5人、
その中でもちろん驚きを隠せないのはゆり。


「っちょ来海……!私はもうソロ歌わ「ソロじゃないよ。」え?」


今度はキョトンさせるゆり、来海は言葉を続けた。


「アタシたちと、ファンのみんなで大合唱するのよ!
だって、Miss Youは当分歌わないんでしょ?でも今日くらいいいじゃない!
それに、アレンジしたバージョンじゃなくて廉さんの本家ver.で歌うのよ!
これならまだゆりと憲吾さんだけの曲にはならないでしょ?
……多分!」←

「っ多分ってくる、あなたね……土壇場でそんな変更……」


ゆりはチラッと涼介を見た。


「音源を最初『Miss You』にすることは可能だよ。
ただ音は本家じゃなくてアレンジ版だけどそこまで違和感は感じないだろうし
みんながそれでいいって言うなら大丈夫だよ。
でもみんなも歌うってなったら
モニターに歌詞映して『歌詞ならわたしたちで表示できると思います。』
キラちゃん……?」
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